私上の子を完全ミルクで育て、下の子を完全母乳で育てました。
この記事では、1人目を完ミにした理由と、経験したからこそ思う完ミのメリット、デメリットをお伝えします。
完全ミルク育児にした理由

最初は混合でしたが、生後2か月ごろに完全ミルクになりました。ミルクの回数が多くなり母乳もあまり出ず、赤ちゃんが乳頭混乱をおこし哺乳瓶しか受け付けなくなったのがきっかけです。
よく飲む子で、母乳だとすぐに泣いてしまったので腹持ちの良いミルクのほうが沢山寝てくれて助かりました。
この記事では、ミルク育児を経験して感じたメリットとデメリットを説明します。
完全ミルク育児のメリット

ママ以外も授乳できる
誰でも授乳が可能なので、パパやばぁば、じぃじが接する機会が増えます。ママだけでなく、みんなからの愛情がより伝わります。
ママが美容院に行きたいとき、パパに3時間ほどお願いしました。
体調不良でつらいときでも、赤ちゃんを預けられるので安心です!
友人がミルクをあげた事もあります。
一人目の出産時は結婚している友人はまわりにいなくて、「一生懸命飲んでいる姿が可愛すぎる!」と喜んでくれました。
現実的な目線からは、ワーママで仕事復帰を早くにする場合、哺乳瓶に慣れているほうが慣らし保育がスムーズでした。
1人目は生後10ヶ月で保育園。完ミだったので、哺乳瓶でミルクがのめて慣らし保育はスムーズでした。
2人目は生後7か月で保育園。それまで完母だったので、哺乳瓶でミルクが飲めませんでした。保育園でミルクを飲めるようになるまで1か月かかりました・・・。
授乳中の写真が撮れる
実は、ミルクを飲んでいる時の赤ちゃんの顔って最高に可愛いんです!!
ごくごくと美味しそうに飲んでいる幸せそうな顔とアヒル口。
・・・宇宙一可愛いと思います。
母乳育児だと、授乳中の赤ちゃんの姿って角度的にママからは見づらいですし、写真を撮ると自分の胸がうつるしなんか嫌ですよね。写真にのこしたくない。。。
気兼ねなく写真が撮れるのは、ミルク育児の特権です♥
個人的に、この時期の写真は絶対にとっておくべき!と思っています。
時間管理がしやすい
一日にあげるミルクの量と回数は、月齢によって決まっています。
授乳時間の目安がつくので、出かけた時も時間管理が楽です。
“もうすぐお腹すいて泣くな〜”というのがわかりやすいし、「ミルクを飲ませてから違う場所に移動しよう!」という計画も立てやすいです。
ミルクは腹持ちがいいと言われているので、夜もよく寝てくれます。まとまった睡眠時間がとれるので、ママの負担が減りますね。
食事や薬の制限がない
アルコールは母乳に移行し、乳児の成長に悪影響を与えます。
厚生労働省では、飲酒のガイドラインに「妊娠・授乳中はノーアルコールで」と示しています。
他にも、カフェインの撮りすぎや甘い食べ物や脂っこい食べ物も、母乳の量に影響するといわれています。
母乳育児だと食事に気を遣う必要がありますが、ミルク育児だと制限の必要はありません。
薬を飲めるのもメリット。
産後は寝不足が続いたり体力の消耗が激しいので体調を崩しやすいです。
実際にわたしは風邪を引いて38度の熱がでた時、安心して薬が飲めました。
卒乳後の寝かしつけが楽
母乳は添い乳できますが、ミルクは寝かしつけが大変です。
わが家では、低月齢の頃は、子供が寝付くまで、抱っこしてゆらゆらと歩いていました。
そのうち、横になった状態でトントンすれば寝てくれるようになり、だいぶ楽になりました。
年子育児のわが家では、2人同時に寝かしつけ。1人目が自分で勝手に寝てくれるので、2人目の寝かしつけもスムーズにできています。
完全ミルク育児のデメリット

準備と片付けに手間がかかる
母乳だと、その場でさっと服をめくりあげれば済みますが、
ミルクを作るのは時間もかかるし手間です。
最近は液体ミルクの発売もされましたが、粉ミルクがメインの方が多いのではないでしょうか。
~準備~
①粉ミルクを哺乳瓶にいれる
②哺乳瓶に熱湯をいれる
③哺乳瓶に乳首をつけて、冷水で適温に冷ます
~片づけ~
毎回、哺乳瓶と乳首の消毒が絶対に必要です。
消毒は、液につけるタイプと、電子レンジで消毒するタイプがあります。
外出時の荷物が多い
- 哺乳瓶
- 粉ミルク
- 熱湯を入れた水筒
- 湯冷まし
最初の3つは、必ず必要です。湯冷ましはなくても良いですが、あると早くミルクが作れます。かさばるし、バッグが重くなるのが難点です。
お金がかかる
ミルクは決して安いものではありません。
わが家では、よくミルクを飲む子だったので実際に1か月で15,000円ほどしたことも。お金がかかるからとミルク代をけずるわけにはいかないので、毎週のようにドラックストアに行き、”今だけ今だけ~”と念じながらミルクを購入していました。
ちなみに、ミルクだけではなくて哺乳瓶の上につける乳首もお金がかかります。
赤ちゃんが吸う穴の大きさの目安が月齢によって変わるので、都度変える必要があります。
周囲の口出しがうるさい
母乳で頑張る前にミルクに切り替えたので、劣等感が少しありました。
すれ違った知らないおばさまによく「可愛いわね~!母乳なの?」と聞かれました。初対面で聞くこと?と思いつつも正直者のわたしはミルクと伝えてしまいます。
その結果「あらそうなの~。。。」と気まずい雰囲気になることもありました。
また私の場合は、義母が「(夫)くんは母乳しか飲まなかったから~」と会うたびに言ってきました。いわれるたびに、あなたは母乳がでないのねと言われているようなみじめな気持ちになりました。今おもえば、まわりを気にする必要なんてみじんもないのですが、当時はいやみに聞こえていました。
昔の私、そしてこれから子育てする方に一言いいたいのは、ミルクだろうと母乳だろうと元気に成長すればそれでいい!ということです。
もし過去の私とおなじように劣等感を感じている方がいたら、気にする必要はありませんので安心してくださいね。
3歳の息子は病気で入院したこともないし、元気いっぱいに成長していますよ~!
まとめ
完全ミルク育児のメリット
- ママ以外でも授乳できる
- 授乳中の写真が撮れる
- 時間管理がしやすい
- 食事や薬の制限がない
- 卒乳後の寝かしつけが楽
完全ミルク育児のデメリット
- 準備と片づけに手間がかかる
- 外出時の荷物が多い
- お金がかかる
- まわりの口出しがうるさい
ミルク育児にも、母乳育児にも、メリットとデメリットがあります。もしどちらにしようか迷っているのなら、ライフスタイルにあわせてママにとってのメリットが多いほうを選ぶのがいいと思います。
そして、ママが選んだ道に間違いはありません!ママが笑顔でいれば子供や家族はみんな笑顔になれます。自信をもって過ごしてくださいね。
私は、1人目を完全ミルク育児、2人目を完全母乳育児で育てました。
ミルク育児も経験した立場から考えた、完全母乳育児のメリットとデメリットについては、ぜひこちらを読んでみてください。
https://www.puni-blog.com/breastfed-advantages-and-disadvantages/