この記事は、年子育児中の私が、1人目を完全ミルク育児・2人目を完全母乳育児にした経緯やその時に感じていたことの記録です。
授乳期間中に何度も自分が選んだ道があってるのか悩んで、何度もミルク育児や母乳育児について調べました。ミルクや母乳など授乳で迷っている方が、こういう人もいたんだなぁと参考にしてもらえたらうれしいです。
出産前は授乳についてどう思っていたか?

出産前は、とくにどちらでも良い と思っていました。
理由は、自分の身体から母乳がでるのか半信半疑だったから。(笑)
未知の世界だったので、成り行きに任せればいいと思っていました。
出産した産院も、母乳育児推奨ではなく、ママの希望に寄り添って指導する方針。良い意味で、偏見はなくニュートラルな状態からのスタートでした。
結果、1人目はミルク育児になりました。
1人目が完全ミルク育児になった3つの理由

最初は母乳をあげてからミルクを足す、いわゆる混合にしていましたが生後2ヶ月頃には完全にミルクになりました。
- 赤ちゃんがとっても良く飲む子だった
- 母乳が出ている自信がなく、実母に口出しされてショックをうけた
- 夫も育児に巻き込みたかった
理由は、この3つです。くわしく書いていきます。
よく飲む赤ちゃん(哺乳力が強い子)だった
体重が大きめで生まれて、しっかりと飲む力(哺乳力)がありミルクを出した分はかならず全部飲み干す子でした。残すことはほぼなかったです。
くいしん坊ですぐおなかが空いて泣いちゃうので、母乳よりも腹持ちが良いミルクのほうが好都合でした。
母乳が出ている自信がなかった
母乳は、産後すこしずつ出るようになり、軌道に乗るのには目安として出産後6~8週程度かかると言われています。それまでは頻回授乳といって、赤ちゃんが欲しがる分だけ授乳をする必要があります。
この事実を知らなかった私は、赤ちゃんがおっぱいをくわえてもすぐに泣くので、”私は母乳がでないんだろうな”と自信がありませんでした。
そこに追い打ちをかけたのが実母の「母乳足りてないんじゃない?」という一言。
産後のメンタルは豆腐並み。冗談でも、こんなこと言われたらすっごいショックにゃん…
産後のホルモンバランスが乱れた私は、やっぱりわたしは母乳でないんだと落ち込みました。実母にこういうことを言われるのは里帰り出産でよくある事らしいです。いまの私なら昔の自分に気にするな!と伝えたいです。
今思えばこの時点で母乳外来に行ったり外部に相談していれば、母乳育児でいけたとは思うのですが。当時は自分が行くのもおこがましいとさえ思っていました。
夫も育児に巻き込みたかった
出産まで身近に赤ちゃんがいる機会がなかったので、赤ちゃんを一人でお世話するのが怖いなと正直感じていました。母乳育児だと、夫が赤ちゃんに無関心になったらどうしようと心配でした。
ミルク育児だと、パパも授乳できるので赤ちゃんに接する機会が多くなりますよね。そのおかげか、長男は3歳の今ではパパっ子になっています。
ミルク育児の感想と卒乳の時期

授乳が自分以外でも出来るのは、ミルク育児のメリットです。
とくに実家に里帰りしていた時期は実母や兄弟にミルク授乳をかわってもらったことも山ほどありますし、子供を実母に預けて結婚記念日に夫婦で外食したこともあります。
ミルク育児だと免疫力があまりなくて病気になりやすいと言われますが、とくに入院するような病気にはなったことはありません。
1歳すこし過ぎたころに、ミルクはもう飲まなくなり卒乳しました。
2人目が完全母乳育児になった3つの理由

2人目は、出産前から『次は母乳で頑張ってみよう』と決めていて、言い方は悪いですが上の子のときよりも真面目に取り組みました。
なぜ母乳育児にしようと思ったのか。
- 上の子優先に過ごすのにちょうどよかった
- 赤ちゃんを義理の母に預けたくなかった
- 産後痩せたかった
上の子優先で過ごしやすかった
「産後は、なんでも上の子優先だよ!」
これは、2人目妊娠中に職場の先輩ママたちに言われました。赤ちゃんは大きくなっても記憶に残らないけど、上の子は記憶に残りやすいから上の子のメンタルはをきちんとケアしてあげるべきなんだそう。
ミルクを用意するのってなかなか手間がかかるんですよね。母乳ならその場ですぐ解決するので、上の子と遊ぶのを中断してミルク作りをしなくていいし、授乳中でも上の子に絵本を読んであげることが出来ます。
母乳はミルクと違って赤ちゃんが飲みたい分だけ飲まして良いので、『泣いたらとりあえず授乳戦法』でいま現在も乗り切っています。
赤ちゃんを義理の母に預けたくなかった
ガルガル期って言葉、知っていますか?
ホルモンバランスの変化で、赤ちゃんを自分が守らなきゃ!という気持ちが働いて他人にさわられたくなくて、威嚇するような態度をとってしまうんです。これは全員がなるのではなくて、なる人とならない人がいるようです。
わたしはまさに上の子の産後はガルガル期になりました。そんな時に成り行きで義理の母に赤ちゃんを数時間預けることになってしまった時にイザコザがあって、嫌な記憶として残っています。
母乳育児なら子供と離れられない理由になりますし、実際に下の子は一度も預けたことはありません。
産後痩せたかった
ミルク育児って、ぜんぜん痩せないんです。
頑張っても妊娠前+5キロで止まってしまい、思い描いていたママには程遠い姿…写真を撮っても、自分太ってるなぁとそこばっかり目がいってしまい、次こそは痩せる!と思っていました。
母乳育児中のママ友にアドバイスを聞いてみると、「母乳は安定するの3か月かかるから気長に頑張ったほうがいいかな。最初頑張って軌道にのれば母乳育児はめっちゃ痩せるよ!」と意見をもらいました。
結果、ほんとうに痩せました!
みるみる体重は落ちて、産後3か月ほどで妊娠前に元通り。むしろ妊娠前よりも3キロほどマイナス。久しぶりに会った人にはおどろかれました。
まとめ
完全ミルク、完全母乳の理由はきっと人によって違うと思います。生活やまわりの環境も人によって違うと思うので、絶対にこっちがオススメということは言えないです。
迷っている方は、赤ちゃんとママが笑顔で過ごせるのはどっちかという基準で選んでみてくださいね。
完全母乳と完全ミルクのメリット・デメリットについては、詳しくまとめてありますのでよかったら読んでみてください。
https://www.puni-blog.com/formula-feeding/ https://www.puni-blog.com/breastfed-advantages-and-disadvantages/